自主防災組織(自主防災組織の編成例)
[2010年3月23日]
ID:985
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活動を進めていくには、自主防災活動に参加する構成員一人ひとりの仕事の分担を決める必要があります。
それぞれの仕事ごとに具体的な班分けも行います。
以下の編成図は一般的な例としてあげてみました。
それぞれの地域の実情に適した組織編成を考えてみましょう。
本部(会長・副会長)
├ 消火班
├ 避難誘導班
├ 救出・救護班
├ 情報班
└ 給食・給水班
日常の活動
●年間防災計画・規約の作成および組織の役割を明確にしておく。
●公的防災機関などとの連携を確保する。
非常時の活動
●本部員の招集とあらかじめ定められている役割分担の確認を行う。
●各班の活動の統制を行う。
日常の活動
●出火防止の啓発を行う。
●火気器具、危険物の保管・管理、プロパンガスボンベの転倒防止などの呼びかけ。
●消火用水の確保、街頭設置消火器の点検を行う。
●初期消火訓練を行う。
非常時の活動
●出火防止および初期消火活動を行う。
●消防機関に協力をする。
日常の活動
●一時集合場所、避難場所への経路を確認しておく。
●危険箇所(がけ、ブロック塀など)をあらかじめ確認しておく。
●避難誘導訓練を行う。
非常時の活動
●避難場所、避難路の安全確認および危険箇所の表示を行う。
●公的防災機関と連絡をとる。
●避難情報を伝達する。
●避難誘導を行うとともに、避難場所などにおける秩序の維持に努める。
日常の活動
●地域内のお年寄り、乳幼児、病人などを確かめておく。
●応急医薬品および資機材を備える。
●救出・救護訓練を行う(応急手当法などを習得する)。
非常時の活動
●負傷者の把握を行う。
●救出活動を行い、救急処置を行う。
●負傷者を救護所などに搬送する。
●お年寄り、乳幼児、病人などの安全確保を行う。
日常の活動
●地震についての正しい知識の普及を図る。
●映画会、懇談会などを開催する。
●防災マップなどを作成し、地域防災意識を高める。
●巡回広報、情報収集・伝達訓練を行う。
非常時の活動
●公的防災機関から発表される災害情報を地域住民に広報する。
●地域の被害状況および必要な情報を把握する。
●公的防災機関などとの緊急連絡を行う。
日常の活動
●食料、飲料水などの備えを呼びかける。
●必要な資機材の確保と点検を行う。
●炊出し訓練、給水訓練などを行う。
非常時の活動
●必要に応じて炊出しを行う。
●食料および応急物資の調達、配分を行う。