栄養士さんに教わる介護食のコツ講座を開催しました
[2019年2月14日]
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2月5日(火)10時00分から14時00分まで、保健子育て支援施設ハピネス(東中野町)において、「栄養士さんに教わる介護食のコツ講座」を開催しました。
この催しは、栄養士から介護者が簡単な調理で介護食を作ることを学び、家庭で実践していただけるように、東近江市家族介護支援事業実行委員会が各地域の介護者の会や健康推進員を中心に参加を呼びかけて開催したものです。
東近江地域ほかの管理栄養士・栄養士で構成するぴーまん食楽部の協力を得て、ぴーまん食楽部が平成28年度に発行された介護食レシピ集のメニューを実際に作り、介護食のコツを教えていただきました。
最初に、浅岡管理栄養士から食べる機能の仕組みや高齢者の栄養についてを学んだあと、ぴーまん食楽部(くらぶ)の4人の栄養士の指導により、参加者40人(女性39人 男性1人)が5グループに分かれメニュー4品(ブリ大根・具だくさん味噌汁・お手軽白和え、コーンフレーク甘酒)を作り、試食しました。
ブリ大根では、調理したブリや大根を煮汁や固形化剤と一緒にミキサーにかけたあと、ブリの切り身や大根の形に成型し、盛り付けることで、食べやすくなるとともに、家族と一緒のメニューを美味しく食べられることを学びました。
栄養士からは、「介護が必要になっても、いつまでも美味しく食べられる楽しみを持つことは、高齢期を豊かに過ごす上では大事なこと、介護者も無理をせず、便利なレトルトや冷凍の介護食やトロミをつける材料なども上手に利用してみてください」と、実際にレトルトや冷凍の介護食のサンプルの紹介もありました。
参加者からは、「ちょっとした工夫で、簡単に食べやすい介護食が作れることを知り、大変参考になった」と好評でした。