鈴鹿10座の登山を安全に楽しむために・・・
[2022年5月30日]
ID:11840
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鈴鹿10座の登山を安全に楽しむためには、どの山に登りたい、ということだけではなく、自分の体力や技術、経験などを考えて実力にあった山を選ぶことが大切です。
標高や距離、危険箇所、登山道の整備状況、エスケープルートの有無、季節や天候に伴うリスクなどを総合的に判断し、登る山を選定しましょう。
鈴鹿10座には、山小屋などはなく日帰りが中心となりますので、行程に余裕を持ったコースを設定する必要があります。登山道の中には、樹木の生育によりコースが分かりにくかったり、気象災害などによる破損や荒廃がみられたりするところもあります。鈴鹿10座では、山ごとに推奨ルートを設定しているので、事前に登山道の状況などの情報を収集した上で、コース設定を行いましょう。また、季節や気象、メンバーの状況などを把握・分析し、最悪の事態とその対処も十分に想定した上で行動計画を作成しましょう。
登山をされる人は、必ず登山届を提出しましょう。登山届を事前に提出しておくことによって、事故や遭難が発生した際に、迅速な対応につなげることができます。
近年は、「しがネット受付サービス」による「インターネット登山箱」や「山と自然ネットワーク」の登山アプリ「Compass(コンパス)」などによって、パソコンやスマートフォンから登山届を提出することもできます。
なお、現地で登山届を提出する際には、登山口に「登山届投函箱(登山カードポスト)」が設置してあるほか、道の駅奥永源寺渓流の里でも提出ができます。
【パソコンやスマートフォンからの届出】
※ 東近江市は、インフカム株式会社と鈴鹿10座等の保全・活用による地域活性化に関する覚書を締結し、「コンパス登山届システム」の普及などに取り組んでいます。
※ 滋賀県警察は、平成28年6月29日、公益社団法人日本山岳ガイド協会と同協会が運営する「コンパス登山届システム」の閲覧協定を結んでいます。
【登山届用紙での届出】