令和4年度伊庭内湖ヨシ刈りを実施しました
[2023年1月12日]
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12月18日(日)、伊庭町地先の伊庭内湖で『伊庭内湖ヨシ刈り』を実施しました。
今年度も新型コロナウイルス感染症対策のため、一般ボランティアは募集せず、伊庭町自治会、伊庭内湖の自然を守る会および伊庭の里湖(さとうみ)づくり協議会会員の約60人で約5,000平方メートルのヨシ刈りを行いました。
ヨシ刈りは、かつては冬から春にかけて湖辺地域の風物詩となっていましたが、生活様式の変化やヨシの需要の低下などの影響で見かけることが少なくなりました。ヨシ原には、水をきれいにする働きだけでなく、魚や鳥の産卵や子育ての場所としての機能があり、ヨシ刈りやヨシ焼きなど、人が手入れをしていくことで良好なヨシ原を維持することができます。
平成19年度に魚や鳥が棲みやすい自然環境の保全を目指し、伊庭町自治会と伊庭内湖の自然を守る会などが中心となり、市が提唱する「伊庭の里湖づくり」の一環として「ヨシ刈り」を始めました。
平成21年度からは「伊庭の里湖づくり協議会」の事業として地元関係団体などの参加を得て実施しており、今年度で14年目となります。
刈り取られたヨシは、屋根の吹き替えなどに有効利用され、令和5年1月には「ヨシ焼き」も予定しています。