東近江市の水路が環境省の自然共生サイトに認定されました
[2024年10月18日]
ID:18140
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本市が株式会社IHI(本社:東京都江東区)と協働で生物多様性の保全に取り組んできた愛知川流域の農業排水路が、自然共生サイトとして環境大臣から認定を受けることが決定しました。
認定を受けるのは、建部北町、建部上中町、建部下野町に所在し、河辺いきものの森の西側に隣接する箇所から愛知川に流れ込む水路で、サイト名は「東近江市建部いきものの水路」です。
同サイトは、水田域の魚類の生息・繁殖場所であるだけでなく、愛知川の瀬切れや洪水時の魚の避難場所として機能しており、アユなどの生息も確認されています。子どもたちが森里川湖の豊かな自然とそのつながりに触れる本市の事業などでも活用しており、隣接する河辺いきものの森と併せて自然体験活動の場として更なる活用が期待できます。
なお、市内では、積水樹脂物流センター 生物多様性保全エリア(稲垂町/申請者:積水樹脂株式会社)に次ぐ2番目の認定となり、今回の認定を含め、滋賀県内では合計13のサイトが認定されています。
名称:東近江市建部いきものの水路
面積:0.58ヘクタール
自然共生サイトに認定された「東近江市建部いきものの水路」
アユなどの魚の通り道となる魚道
民間の取組などによって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として国が認定します。認定区域は、「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)」として国際データベースに登録されます。
詳しくは、こちらのページを確認してください。
株式会社IHIが今回認定された自然共生サイト(東近江市建部いきものの水路)で取り組んでいる活動については、こちらをご覧ください。